昨年から妙に力を入れて観光客誘致を行っているヴァチカン博物館。
4月に初めて試みて好評だった「夜間開館」を秋も実施するそうです。
2010年9月・10月の毎週金曜日
19:00-23:00(最終入場は21:30)
閉館時間の30分前から書く展示ルームからの強制退室が始まり追い出されますので、ぎりぎりの入館だとゆっくり鑑賞できない可能性はあります。
夜間開館は閲覧エリアも限られています。
Museo Gregoriano Egizio, il Museo Pio Clementino, le Gallerie Superiori, il Cortile Ottagono, le Stanze di Raffaello, la Collezione d'arte Religiosa Moderna, la Cappella Sistina e le Gallerie della Biblioteca Apostolica.
ラファエロのアテネの学童やシスティーナ礼拝堂は見学できます。
今回の夜間開館中だけ特別に開くのは、
中世・ルネッサンスの陶器やモザイクを集めたle Sale di S. Pio V(聖ピオ5世の間)。
10月17日まではシスティーナ礼拝堂内で
ラファエロのタペストリー展も開催されているので
この機会に是非!
完全予約制になります。
入場料は予約料込みで19,00ユーロ/大人1人。
オフィシャルサイトからの予約はこちら
ローマの象といえば、
私の中ではChiesa di Santa Maria Sopra Minervaの前にある
オベリスクを背負うゾウさんです。
ゾウさんはBerniniの手によるものです。
このゾウさんの前には
ローマで2番目に古いといわれるホテル
Grand Hotel de la Minervaがあります。
このホテルの創業200年を記念して
ホテルで写真展が開催されています。
イタリアでもその写真資料の豊富さで有名なAlinariと
上院図書館に保存されている貴重な写真で、
ホテルとその周辺の200年の変遷をめぐるという展覧会。
あんまり代わってないようで、実は変化している
ローマの町並みを写真で体感してみるのもお勧めです!
8月30日までの開催。
http://www.grandhoteldelaminerve.com/ownimage/The_Treasures_of_Piazza_della_Minerva.pdf
2010年7月16日から2010年9月4日まで
ローマのサンタンジェロ城が
金・土の夜間開館(20:00-24:00)となります。
普段は入れないあんなところやこんなところも
アクセスできるそうです!!
たとえば・・・
Passetto di Borgo、Prigioni Storiche、La Stuffetta、Bagnetto di Clemente VIIなど。
Passetto di Borgoだけは要予約です。
予約センター:06-32810
予約料金:1,00ユーロ
また夜間開館以外では
下記の特別ガイドつき見学も企画されていますので
こちらもお勧め。
火・木・土
10:30/11:30 Passerro di Borgo
17:30/18:30 Prigioni Storiche、Stuffetta di Clemente VII
水・金・日
10:30/11:30 Prigioni Storiche、Stuffetta di Clemente VII
17:30/18:30 Passerro di Borgo
*Passetto di Borgoとは
ダン・ブラウンの「天使と悪魔」でも登場した
サンタンジェロ城とヴァチカンを繋ぐ秘密の通路の一部。
13世紀終わりにNiccolo III(ニコロ3世)によって築かれ
1527年のローマ掠奪のときにClemente VII(クレメンテ7世)が
逃亡のときに利用したことでも有名。
*Prigione Storicheとは
おそらくAlessandroVII(アレッサンドロ7世)が望んで作らせたもので
Benvenuto Celliniなど著名人を幽閉していた場所。
*La stuffetta o Bagneto di Clemente VIIとは
クレメンテ7世がぜいを尽くして作らせた部屋で
近年修復されたばかり。
特に上層の「ヴィーナスの物語」は必見。
2010年8月21日から2010年10月23日までの夏季限定で
コロッセオとカラカラ浴場遺跡が夜間開館となります。
上記期間中の土曜日限定ですが
開館時間は24:00まで延長。
また同期間中の土曜日は
通常はアクセスすることができない
下記2箇所も特別公開となりますので
この機会にぜひ古代ローマにどっぷり使ってみてください。
●Casa di Livia sul Palatino
(パラティーノの丘のリヴィアの家)
●Tempio di Romolo al Foro Romano
(フォロ・ロマーノのロモロの神殿)
こちら2箇所のの開館時間は
フォロ・ロマーノの通常開館時間となりますので
9月30日まで 9:00-19:00
10月1日以降 9:00-18:30
Il MiBAC promuove “La Notte dei Musei”
Per il secondo anno l’Italia aderisce all’evento europeo
Musei statali aperti gratuitamente in orario notturno il 15 maggio
ヨーロッパ各国の国立美術館が参加する「La Notte dei Musei」。
2年目の参加となるイタリアも多くの美術館が参加します。
国立美術館や遺跡を無料で深夜まで(20:00-02:00)一般公開するイベント。
各会場ではコンサートやテーマ展示、ガイド付見学などの
催しも企画されています。
フィレンツェではウフィツィ美術館、アカデミア美術館、バルジェッロ美術館などが01:00までオープンしています。
夜の美術館もなかなか面白いと思います。
ポンペイ遺跡も夜間開館。これもかなり面白そうです。
ローマのコルシーニ宮も夜間開館。個人的にお勧めです。
詳細の参加リストはこちらでチェック。
TripAdvisorの統計によると
フィレンツェは「アート&文化」をテーマにした旅行では
はずすことのできない都市のひとつに選ばれました。
TripAdvisorのサイトユーザーのコメントを検証し
14カテゴリー、576箇所が選ばれています。
フィレンツェは絶対行っておきたいアートシティーとして
ワシントン、ニューヨーク、エルサレムを引き離して
第一位に選ばれています。
ヨーロッパだけで見ると
トップはフィレンツェ、2位がローマ、3位がパリ、4位がヴェネツィアと上位にイタリア3都市が食い込んでいます。
世界的にはまだまだ人気のイタリア。
今度の休みはイタリアへ行こう!!
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春の恒例行事です。
国公立の美術館の入場が無料になったり、
美術館内でのコンサートなどのイベント、
普段は入場できない秘密の場所へのアクセスができたりと
イタリアならではの文化にどっぷりつかる一週間。
今年は4月16日から4月25日まで。
詳細のイベントはこちらでチェック(イタリア語)
ミケランジェロも惚れ込んだというイタリア中部のMASSA CARRARAの大理石。
カッラーラの大理石は乳白色のものがほとんどです。
このカッラーラの大理石が
9・11事件で破壊されたニューヨークのツインタワーの跡地にできる
ビルの内装に使われることが決定。
大理石のダイヤモンドと称されるカッラーラの大理石は
通常1トン当たり2000-3000ユーロするものだそうで、
今回は5,000,000ユーロ分販売されているそうです。
Bettogli(ベットーリ)採石場から切り出され
Savema(サヴェマ)で加工された石は
「One World Trade Center」
高さ541メートル(108階建て)、2013年完成予定。
今年も文化省のイニシアチブでヴァレンタイン企画。
2010年2月13日、14日
イタリア全土の国立の美術館、博物館、遺跡などは
パートナーとともに訪れた人は入場料半額。
せっかくの機会なので、
ぜひ二人で美術鑑賞を楽しんでください。

建設から500年以上経った今でも
研究が地道に続けられている
フィレンツェのドゥオーモのブルネッレスキの丸天井。
フィレンツェのシンボルでもある赤レンガのこの丸天井が
なぜ重みに耐えてあの形を保っているのか
ずっと不思議に思われてきたのです。
もちろんこれまでもさまざまな調査研究が重ねられ
仮説が打ち出されましたが
どれも決定的でなかったのです。
この丸天井の建設に
ブルネレスキが一部に鉄筋も使ったことが判明。
鉄筋コンクリートと懸垂線カーブを
世界で最初に導入したのは
ドゥオーモの丸天井を設計・建設した
フィリッポ・ブルネレスキであるというのが
来月発表される予定の
フィレンツェ大学建築学部の教授が唱える最新説。
1420年から1436年の間に
どのようにこの丸天井が建設されたのかについて
10年にわたり研究を重ねてきた結果だそうで、
満を持しての発表となります。
梁や支えを使わずに天井そのものの重みでバランスをとり
そのカーブを描いているとされる建築方法は
ブルネレスキ以降、3世紀を経て
ようやく他の建築家によっても実用化が進められましたが、
ルネッサンスの時期にあっては
画期的な建築方法だったのです。
しかし、ブルネレスキはこの建築の詳細について
一切文書を残していないことから、謎の部分が多かったのです。
外枠までの直径54メートル、
丸天井の下部は地上55メートルのところに位置し
天井のみの高さは91メートル
鉄片のランタンまで含めると116メートルで
クーポラ自体の重さは29000トンといわれています。
昇ったことがある方は実感できると思いますが
クーポラは2重構造になっていて
内側の壁の厚みは2,2メートル
外側の壁の厚みは0,9メートル。
2重構造にすることによって天井自体が保護されることと
外観がより大きく膨らんで見えるようにすることが目的だと
ブルネレスキ本人が残しています。
特に3層構造(70cm、70cm、80cm)になっている
この内側の丸天井を
最新機器を使って調査をした結果、
3層のうち2層はレンガのみで形成されていますが、
残り1層(中央層)には鉄が組み込まれていることが判明しました。
まぁ、金属の使用という仮説も昔からあったわけですが、
今回それが確証できたというだけです。
しかし、それでも研究は一歩前進。めでたし。
ルネッサンスの時代、
フィレンツェには本当にたくさんの天才が存在していたのですよねぇ。


by albero4
またしてもレオナルド?!